大体のミュージシャンは楽曲制作だけではなく、レコーディング依頼がきてもすぐに取りかかれるよう何かしらのDTMソフトを持っているのが現状。
僕も数年前にProtoolsを導入して、ベースのレコーディングだけではなく、楽曲制作やアレンジ、はたまたレッスン用の音源から譜面作成までPC1台でこなしてます。
今回はそんなテクノロジーが発達した今、平成生まれの世代が知らないであろう(笑)MTRについて、また僕のMTR遍歴を書き綴ってみたいと思います。
僕が中学、高校の頃はまだDTMが今程深く浸透していなくて、代わりにMTR(マルチトラックレコーダー)が主流で、当時はBOSSのBR-532で曲作りっていうのを遊びでやっていました。
(BR-532 当然今はもう生産中止)
トラック数が少ない、仮想トラックもあまり意味が無い、ドライブがついてないからデータを外に出しにくい、という理由でこの次に買ったのがYAMAHAのAW16-Gです。
(AW16-G こちらも12年以上前のモノなので生産中止品でしょう)
BRにはCDドライブがついていません。
その為、本体に差し込んだスマートメディアにセーブして、PC内でやりくりする、といった方法でした。
が、そのスマートメディアもこれまた結構お高い品物なので、音楽を作ったものの、家のCDプレイヤーで聞くまでの道のりが長かったもんです。
そんな理由でドライブ付きのAW16-Gに買い替えた訳ですが、これもまたCD-Rに焼くまで何回も失敗して、説明書読み直して、最終的にYAMAHAのサポートに電話した事を今でも覚えております(笑)
で、ちょうどこのAWで制作をやってる頃から自分に足らないものが次々に明確になってきたのです。
1番大きな部分がやはり音楽理論。
当時は音楽理論の存在は知っていたものの、中身内容を全く知らずに「俺には関係の無い事だ」と若気の至りで思い過ごしてたのです(笑)
そして時は経て、DTM導入をすることに・・・(続く)
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