2014年5月9日金曜日
テレアポはブラック?? その2 実際の会社での休憩時間
先日のエントリー「テレアポはブラック?? その1 労働基準法とVDT症候群防止ガイドラインについて」の続きです・・・
今回は実際の会社で設けられてる休憩時間と過去にあった事例をご紹介。
大体の場合は50分ごとに10分間の休憩時間が儲けられている所が大半です。
その10分間で喫煙者はタバコを吸いに行くなり、トイレに行くなり完全な自由時間ですが、当然その10分間にも給料は発生しています。
中には10分休憩中は無給になる会社もありました。
実際にはその会社では働いてませんが、商材からして結構カツカツやったんかなーと思いますね。
特殊な場合だとフロア全体を総括する上長やら何かしら役職のあるお偉いさんの号令で休憩に入る所もありますが、これが微妙な所。
その上長がしっかりと50分ごとに休憩を入れてくれればいいのですが、適当な人は1時間以上経っても休憩入れるのを忘れたまま時間が過ぎる事もあります。
で、一番気をつけ無ければいけないのは「獲得出来てないから休憩無し」というスタンス。
そして、それを聞いて仕方無いと思ってしまうアルバイトの心理。
労働基準法とVDT症候群防止ガイドラインの内容から、獲得出来てる出来てないに関わらず、1時間を越す連続した同じ作業を行わせないという取り決めから、獲得出来てないから休憩無し、なんてちゃんちゃらおかしい話なのです。
労働される側には労働基準法に基づき様々な権利がありますので、そういった会社は他にも無駄な体育会系精神を押し付けられたりするので要注意。
よく「自分は昔、体育会系の部活に居たから休憩無くても仕方無いと思う」と開き直ってる人も居ますが、そんな無駄な強がりをする必要は全く有りません。
会社としても、休憩時間と残業に関しては凄くナイーブな問題として受け取っている所も少なくありません。
過去に、21時に仕事が終わり、そこから2時間強ほど会社に残さされ、どうしてお前らは取れないのか、何が足りてないのか、明日からどういう仕事をするのか、等ミーティングという名目で帰らしてもらえず終電逃して満喫に泊まった、という友人が居ます。
当然その2時間強の間は無給、残業の意思も無いのに半強制的に会社に残らされてるのです。
その後、アルバイトの数名が労働局に出向き、2時間強の無給残業や休憩時間がないがしろにされてる点などを相談。
数日後に労働局の人間がアポ無しで会社に調査にやってきます。
会社での勤務時間やタイムカード等を徹底的に調査し、社内の用人と面談。
数ヶ月後には会社から本来発生すべき給料が振り込まれ、社員の友人なんかは残業分が多かった為、数十万の大金を取ってました。
そんな事もよくある話なので、50分ごとにアラームを設定して、それを合図に皆一斉に休憩に出すよう考えてる会社もあります。
なもんで、獲得出来てないから休憩無し、とかそれを素直に受け入れてしまうのは辞めた方が良いです。
まぁそれが出来ない人も居るでしょうから、過度にそういう事が多発する場合は一度労働局に相談に行ってみた方が良いかと思います。
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