2014年7月7日月曜日

アンプの運用について、今になって思う事


僕が普段から自宅で使ってるアンプセット。

AguilarのAG500SC+GS112NT


いつ買ったのかすら定かでは無いぐらい昔に入手しました(笑)

今日はマイアンプを持つメリットその運用それらにかかるコスト問題点からその改善点について、今になって思う僕自身のアンプ運用論について書いてみたいと思います。




☆まずはアンプ購入当初のお話・・・

当時はあるバンドを組んでいて、よくリハスタに入ってました。
大体どこのリハスタにもベースアンプはアンペグが置いてありますし、大体のものは長年の使用でキャビネットがへたっており、それに付け加えてアンペグ特有の意味の分からない低域全然的を得ていないトレブルうやむやにされたローミッド、の音でリハーサルするのが凄くストレスでした。
良い音で演奏出来ないと集中力にも影響しますし、ストレスを感じながら2時間のリハーサルをやる事はなかなかの苦行です(笑)
そこで、自分のアンプを買って、それをリハスタまで持ち運べばいつでもどこでも良い音で演奏出来る、と思い購入に至りました。


☆購入してからのお話・・・
購入当初は嬉しくて毎回リハーサルに持ち運んでました。
アンプ専用のソフトケースを買ったり、機材を載せて運ぶ用の台車的なものを買って、地下鉄に乗り、駅からスタジオまで徒歩で行ってみたりもしてましたし、車を購入した当初はベースとアンプ、エフェクターボード等、自分の機材一式を車に積んで移動してました。

☆マイアンプを運ぶデメリット
マイアンプを使うメリットというのは凄く簡単で、良い音で演奏出来る音作りが容易という点に限ると思いますが、それらに伴ってデメリットも発生してくる訳で。
まず第一に機材が増えると取り回しが悪くなります。
ベース担いでアンプ持って、という荷物の多さでの移動は体力も消耗しますし、台車があっても駅の階段の移動や周りの人の多さに嫌気がさしたりします。
車移動の場合は駐車料金がかかりますし、月2回、2時間のリハと考えるとその駐車代もバカになりません。
交通費が電車の倍以上になる事もありますし、時間帯や場所によってはかなりの高額を支払わなければならない場合だってあります。

☆そんなこんなで今現在はどうなってるのかと言いますと・・・
今は90%の確率マイアンプをスタジオに持って行ったりはしません(笑)
理由は上記の通りです。
メリットよりもデメリットの方が大きいですし、それだったらスタジオのアンプで何とかしようと思う訳ですね。
ただ、メンバーが車で来たり、あるいはスタジオまでの道のりに自宅前を通ったりする場合はその車に機材を乗せて、パーキング代を割り勘にしたり、とかはありますが、まぁその場合でも自分が乗るだけでアンプは乗せないですねー(笑)
単純に荷物が多くなるのが面倒です。

☆でもいざアンペグに繋ぐともう嫌気がさす。極力良い音で演奏したいと行き着いた答えわ・・・
スタジオのアンプに繋いで音を出してみるも、やはりいつもの「あの音」で開始早々からストレスに感じる事もあります。
かと言ってマイアンプ持って来るのも面倒。
そうなると手段は2つあります。
・スタジオのミキサーに繋ぎ、ラインで音を出すか。
アンプのリターン接続に繋いでプリアンプをスルーし単純にアンプだけの性能を使って音を出すか。
前者は音がクリア過ぎますが、自分のタッチもモロに出てくれますし、アンペグに比べたら全然良い音です。
ただ、問題点が幾つかあって、キーボーディストが居た場合、キーボードもミキサーに挿す訳ですから、ボーカルマイクにキーボード、それにベースが加わるとPAスピーカーから出て来る音は物凄く飽和したものになってしまいます。
しかも、最近のギタリストはラックだけ持ち込んでそれをラインで使う人も少なくは無いので、ベースがミキサーに近づく事は許されない時代になってきつつもあります(笑)
残された手段は後者のアンプのリターン接続に挿して使うという方法です。


ちょっと長くなりましたので、次回はリターン接続で音を鳴らすメリット必要な機材について書きたいと思います。

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