今回は指弾きの空ピックに焦点を当ててみます。
ベース演奏の9割は指弾きで演奏されてる、と言っても良い程ベーシックな奏法ですが、今回は弾き方云々では無く、空ピックを交えた独特のグルーヴ感やバウンス感、などなどを簡単にご紹介。
ちなみに今回はよりファンクっぽい感じでやりたかったので、コードはC7で統一しています。(Ex.4のみCm7)
譜面は全てクリックで拡大出来ます
では早速いってみましょう!!
Ex.1
1拍目の空ピックの使い方は使用する事が多いパターン。
全てのトラックに言える事ですが、どこをゴーストで弾いて、どこを完全に休符にするか、っていうのは自分のクセでもあるので、譜面は参考程度に考えて頂ければ幸い。
Ex.2
比較的ローポジション主体で考えたパターン。
こういうリフ的なものは、コール&レスポンス形式で作ってもカッコいいものが出来ます。
譜面でいうと1小節目4拍目と2小節目4拍目がそれに近い形です。
Ex.3
1拍目、2つ目の16分を休符で捉え、後はほぼほぼ16分の空ピックで埋めて、空ピックのダイナミクスでバウンス感を出した例。
Ex.4
こちらのみコードがCm7。
フレーズ的にはm3rdの音を意識してマイナー感を演出。
2小節目は出だしから空ピックでは無く、完全な休符にしています。
こういうのは体感的に休符を感じ取れる事が大事。
とまぁこんな感じで。
空ピックっていうのはグルーヴ感を出すのは当然の事、自分の中でリズムキープをする際にもよく使う奏法。
よく、16分でリズムを感じる、なんて言う言葉がありますが、今回のパターンは正にそれ。
まぁ実際にゴーストでタイム感をキープしてる訳ですが、こういうのをクセづけておくと結構安定したビートで演奏出来たりもします。
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