2014年6月2日月曜日

試奏レポート MBC PATRIOT 5st Custom ~Solid 5A Flame Maple Top~  

先日のMayones Patriot Classic 6stに引き続き、今日は同シリーズの5弦ベースを三木楽器心斎橋店にて弾いてきました。

MBC PATRIOT 5st Custom

2014年musikmesse新作、との事でトップには5Aのフレイムメイプルに中央から外に広がる紫の逆バーストが目を引く1本。
で、個人的に注目した所といえばaguilarのアッセンブリー。
aguilarのサウンドは大好きなので、PU、プリアンプ(OBP-3)ともに同社のパーツを組み込んだこのベースには弾く前から期待値大。



チューニングを終え、ベースを手渡され、ネックを握りなんとなく押弦した瞬間に「コレは良いぞ」と直感的に思いました。
僕がベースを選ぶ時、一番大事にしてるポイントと言えば、弦を弾いた時の振動の仕方とそれがどういう感覚で左手に伝わるか、というのを気にします。
文字にするのは難しいのですが、もちっとした感覚というのでしょうか、ストーン!という感覚では無く弾力のある感覚。
このベースは僕が使ってるMoon JB-5に匹敵するほどの感覚です。

肝心な音ですが、まずはプリアンプの効きが物凄く良いという印象。
特にトレブルの出具合に関しては昔弾いたBrubakerに似た印象があって、長時間聞いてると耳が痛くなるギリギリの周波数が出てる感じ。
ミドルの主張も激しく、多分ちょうど中間あたりのポイントをブーストしてるんだと思いますが、ミドル全開にしてリアPUのみで弾いた時に抜けまくるトーンは管楽器にも似た印象がありました。

全てのEQをフラットにし、きもち少しだけトレブルを上げる、という設定が歌モノやPOPSを演奏する際にデフォルトになるんじゃないかなーと思います。
以前弾いた6弦よりもディープなトーンで、右手のダイナミクスもトレブルがぐいっと一押ししてくれるからバッキング中の細かいアーテキュレーション等も表現がしやすいです。

多分今まで弾いてきたmayonesの中では弾き心地やミドルのブリブリ感はダントツで1番かも。

ただお高い・・・(笑)


円安の影響はこれほどまでのものか、という感じですね(笑)
5Aの化粧板を使っていたりでチャージアップされてるらしいですが、さすがにこの値段はちょっとなぁー。
個人的にはトップ材とか、木目のランクとか一切気にしませんし、ベースは道具だと思ってるので通常ラインで30万以内で手に入ればベストかなーと思います。


〜おまけ〜
弾き比べという事でCOMODOUS-5stも弾かせて頂きました。


バルトリーニのPUにaguilarのOBP-3を積んだベース。
こちらも出音的には似てるのですが、ネックを握った感じや弦の揺れ方が違いました。
好みとしてはPatriot5かな。

ソープバータイプのベース探しはまだまだ続きます。

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