2014年6月1日日曜日

高橋玄チャレンジ2 ベーシストならしっかり弾きたいリズム!


前回やった「Emファンクに挑戦!」に引き続き、第二弾という事で、ベースを弾く上で比較的よく出て来るリズムパターンをご紹介。
今回は僕が少し前に作曲した「世界で一番さつきが好き」より、16分を基本としたベースラインです。

〜音源〜
お手本とマイナスワンスを1つのトラックにまとめております。






TAB譜
(クリックで拡大)


大好きなベーシスト、小松秀之さんから学ぶ、POPSでの16分系フレーズでございます。
特に9小節目からが正にそれですね。
ではポイント別に解説!!

Point 1
基本的にはよくある2コードモノのセクションになりますが、Point1部分の2小節を基本に書きます。
基本的に8分ノリで弾いてもOKですが、付点8分等が頻出してるので16分裏を意識しつつ、出来るだけ音の長さを取って、気だるい感じで弾くのがカッコいいかなーと個人的には思います。

Point 2
後半8小節に関しては今回取り上げたい最大のリズムパターンです。
結構こういうリズムってベースで弾く事が多いですが、どの音をリズムピッタリに弾いて、どこを後ろで弾くか、っていうのを考えるだけでもグルーヴがかなり変わります。
縦のリズムでいうと、間違いなく最初の8分はピッタリで弾いて、16分裏ぐらいを少し後ろ目で弾くとカッコいいかも。


Point2のその他のアプローチはコレ↓

(クリックで拡大)

1小節目は全ての音を弾いて、2小節目で次の音へ行く前に空ピックを混ぜるとよりリズム的なグルーヴが出せるかと思います。
これは結構集中してやらないと、一歩間違えるとそのままリズムがグダりがちなフレーズだと思うので練習される方は実際に自分の演奏を録音しながらやってみるとより効果的だと思います。

一応、フル編もサウンドクラウドにアップしてるので良かったら聞いてみて下さい。


〜まとめ〜
今回やったのはポップスでもよく使うリズムパターンなのですが、意外とこういうリズムを縦にきちんと弾ける人ってプロ以外だと非常に少ない気がします。
押さえるとこは完璧に押さえて、遊びで余裕を持たせる事でミュージシャンとしてバラエティ色のあるプレイが出来るのでは無いかなーと思います。
僕が参考にしたベーシストといえば、上記にも書きました小松秀之さんのプレイです。
特に死ぬ程聴いたのは古内東子さんの「THE SINGLES SONY MUSIC YEARS」というベストアルバムです。
これはもう、JPOPでのベースアプローチやフレーズ、グルーヴ、はたまた、ベーシストとしてのポジション等、勉強になる事が山ほどあるので是非聴いてみてください。
超絶お勧め。


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