2014年5月30日金曜日

プレイが変わる程、大きく影響を受けたCD

今日は僕が大きく影響を受けまくったCDをご紹介。

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Live


僕が未だ東京に居た頃、確か2010年頃に近くのTSUTAYAで何の気無しに軽い気持ちで聴いてみたのがキッカケ。
当時未だ黒人のR&BやSoulにハマってた時期で、エリカバドゥという名前は知ってたけど実際には聴いた事が無く、ほぼジャケ買いのノリで視聴コーナーまで行きました。

もう1曲目のイントロからプージーベルのタイトでダークなグルーヴ全開のリムショットビートから入り、図太い音でマイルスデイヴィスのSo Whatのベースラインが始まる。
もうこの時点で鳥肌モノ(笑)

全体的にイーブン寄りなリズムが多く、最近も巷ではハネずにイーブンで弾くのが流行ってる風潮にありますが、10曲目に入ってる「Stay」という曲ではスラップのハネ気味な
バッキングから始まり、歌が入り指弾きにシフトすると推進力の半端無いベースへと切り替わる訳です。

僕が影響を受けた点と言えばやはりリズム。
12曲目の「Tyron」が一番良い例ですが、ドラムがジャストなのに対してベースが少し後ろで弾く事によるグルーヴのカッコ良さ。
コレに惚れました。

CDに収録されてる音源は正にコレです

それからレイドバッグの練習をした訳ですが、CDと同じようなフィールを出すのが難しく悩んでた時に、当時ローディーをさせて貰ってた日野賢ニさんにレイドバッグのコツを聞くと「何にも考えない事だよ!」と言われました。
メトロノームでの練習法とか教えてもらえると思ってたもんで「え!?」となりましたが、これが本当その通りで・・・
最近では僕自身が少し後ろ目のリズムな人間になってるのですが、本当何も考えず、ただ耳を澄ませて回りの音を聞き、今この曲でベースはどうあるべきなのか?という事を演奏が時間と共に流れて行く中で掴めれば後は自然と心地いいレイドバッグのリズムが取れます。
要は頭じゃなくて勘、センス、感じれる力、なんですよね。

黒人のR&BやSoulで打ち込みではなく、生楽器が演奏するグルーヴが好きな人には本当お勧め出来るアルバムです。
特にベースが死ぬ程カッコいいのでブラックなグルーヴを習得したい方は是非!!


Live
Live
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